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セラミックの歯が欠けた・割れたら、まず何をすればいい?

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食事中に「カチッ」という嫌な感触があり、口の中で何かが硬いものに当たった瞬間、セラミックの歯が欠けてしまったことに気づいて動揺してしまう方は少なくありません。「このまま放っておいて大丈夫かな」「また同じ歯が欠けたらどうしよう」と不安になりますよね。この記事では、欠けた・割れた直後にできること、避けてほしい行動、そして再製作までの流れを一緒に確認していきましょう。

セラミックの歯が欠けたときは、まず破片を保管して早めの受診を目指しましょう

セラミックの歯が欠けたり割れたりしたときは、慌てて何かを詰めたりせず、まず欠けた部分を清潔なガーゼやティッシュで保護し、可能であれば破片を保管したうえで、できるだけ早く歯科医院に相談することが基本の流れです。欠け方の程度によって、痛みの出方や受診までの緊急度は変わってきます。

欠け方の程度によって痛みの出方が変わります

転倒や衝突により強い衝撃を受けると、歯が欠けてしまい、欠け方が部分的で軽度な場合は、痛みなどの症状は出にくく、神経(歯髄)や歯周組織への影響も少ないことが多いとされています。ただし、欠けた部分から歯髄が感染を起こしたり、あとで歯の変色や歯肉の腫れが生じる可能性もあるため、痛みがないからと自己判断で様子を見続けるのは避けたいところです。

神経に近い欠け方は早めの受診が望ましいサインです

冷たいものや空気がしみる、噛むとズキッとする、といった症状があるときは、内部の象牙質や神経に近い部分まで欠けが及んでいる可能性があります。このような場合は欠け方に応じて神経の処置を行って、最終的に歯を元の形に修復する必要が出てくることもあるため、数日以内の受診を目安にしてください。

上本町エリアでは平日夜・土日の受診タイミングも選べます

当院は近鉄大阪上本町駅から徒歩3分、大阪メトロ谷町九丁目駅から徒歩5分の場所にあり、平日は20時まで、土日も診療しているため、仕事帰りや週末に相談しやすい環境を整えています。急な破損で「今日中に見てほしい」というときも、まずはお電話や初めての方へ(初診の流れ)からご確認いただけます。土日診療の考え方については谷町九丁目・上本町エリアで休日受診を考えるときの判断軸でも詳しく紹介しています。

自分でできる応急処置は「保護」までで、接着剤での自己修復は避けましょう

正しい保管方法と自己修復を避けるべき行為を対比した図

欠けた直後にできる応急処置は、破片の保管と患部の保護までにとどめるのが安全です。市販の接着剤や瞬間接着剤で自分で貼り直そうとすると、歯や歯ぐきを傷つけたり、誤って接着剤を誤飲したりするリスクがあります。

応急処置としてできること

  • 欠けた破片が見つかれば、乾燥させずに清潔な容器に保管する
  • 断面が鋭い場合は、丸めたガーゼやティッシュで頬の内側や舌を傷つけないよう保護する
  • 痛みが強いときは、患部を強く噛まないよう反対側で食事をする

やってはいけないこと

  • 市販の接着剤やパテで自己修復すること
  • 欠けた部分を爪やつまようじで無理に触って確認しようとすること
  • 硬いもの・粘着質のもの(氷・ナッツ・キャラメルなど)を欠けた歯側で噛み続けること

詰め物が取れたときの応急処置については詰め物が取れた!まず何をして、何をしちゃダメ?応急処置の手順、差し歯そのものが抜けてしまった場合の持ち物については差し歯が抜けたときに持参すべきもの一覧と正しい保管方法も参考になります。

痛みや違和感が強い場合は見分け方を知っておきましょう

しみる・ズキズキするといった症状がある場合は、欠けの深さが神経に近いサインかもしれません。当院では、来院時に個室カウンセリングルームで欠けた部分の状態を丁寧にご説明し、専門用語を使わずに現在の状態と今後の見通しをお伝えしています。

国内技工士との連携による再製作は、型取りから装着まで数回の通院で進みます

技工士との連携による再製作の3つの工程を示す図解

セラミックの歯が欠けたり割れたりして修復が難しい場合、多くは新しいクラウン(被せ物)を再製作する流れになります。当院では国内の信頼できる歯科技工士と密に連携し、色調や形を天然歯に近づけながら再製作を進めています。日本補綴歯科学会誌の総説では、健康的で美しい口腔を回復し予知性をもって維持させるためには、歯科医師、歯科技工士双方が熟練された技術を駆使して医療に携わり、明確に情報を伝達し合うことが重要であると述べられており、歯科医師と技工士の連携の質が仕上がりに関わることが分かります[4]。

再製作の流れは型取り・試着・装着の3ステップが基本です

  1. 欠けた部分の削合・整形を行い、口腔内スキャナーTRIOSなどでデータを取得する
  2. 国内の技工士が色調・形を合わせてセラミッククラウンを製作する
  3. 試着で噛み合わせと見た目を確認し、問題がなければ装着する

破損したクラウンの土台となる歯自体の状態によっては、支台歯の補強が必要になることもあります。日本補綴歯科学会誌に掲載された文献的考察では、支台築造法や歯根破折予防、接着歯学が再製作を長持ちさせるうえで重要な観点として整理されており、単に見た目を戻すだけでなく土台の強度を含めて検討する必要があることがうかがえます[3]。

個室カウンセリングで費用と期間を事前に確認できます

再製作にかかる費用は、破損の範囲や土台の状態によって幅があります。当院では治療前に個室カウンセリングルームで費用・期間を明示し、納得したうえで治療を進めていただけるようにしています。セラミック治療全体の費用や保険との違いについてはセラミックの歯にしたいけど費用はいくら?保険の白い歯との違いを歯科医師が整理もあわせてご覧ください。

再発を防ぐための噛み合わせ調整とセルフケアも一緒に見直しましょう

セラミックは強度に優れた素材ですが、噛み締めや歯ぎしりの癖があると同じ場所が再び欠けやすくなります。日本補綴歯科学会誌の報告でも、10年の生存率を推定した結果、修復物の種類によって差があり、咬合の要因が生存期間と関連していることが示唆されています[2]。再製作後は、噛み合わせの微調整に加えて、日々のケアも見直しましょう。装着した歯の周りだけ歯ブラシを強くこすりすぎず、フロスは優しく引き上げるように使うと、歯ぐきとの境目を傷めずに清潔を保ちやすくなりますよ。

まとめ

  • セラミックの歯が欠けたら、まず破片を保管し患部を保護して、できるだけ早く歯科医院に相談することが基本です[1]
  • 痛みがなくても内部の神経に影響が及んでいる場合があるため、自己判断で様子を見続けるのは避けましょう[1]
  • 応急処置は「保護」までにとどめ、市販の接着剤での自己修復は歯や歯ぐきを傷つけるリスクがあるため避けてください
  • 当院では国内の歯科技工士と連携し、型取り・試着・装着という段階を踏んで色調や形を天然歯に近づけた再製作を行っています[1]
  • 個室カウンセリングルームで費用・期間を事前に確認できるので、不安な点は治療前にしっかり相談できます

欠けた箇所の状態や再製作の費用が気になる方は、個室カウンセリングで丁寧に確認できます。上本町I'S歯科・矯正歯科は近鉄大阪上本町駅から徒歩3分、平日20時まで・土日も診療しているため、仕事帰りや休日にも相談しやすい環境です。まずは初めての方へ(初診の流れ)からご相談ください。電話でのお問い合わせは06-6796-9268で承っています。

上本町I'S歯科・矯正歯科に相談する

参考文献

[1] 日本歯科医師会「歯の外傷」テーマパーク8020 jda.or.jp

[2] 日本補綴歯科学会誌「臼歯部修復物の生存期間に関連する要因」J-STAGE jstage.jst.go.jp

[3] 日本補綴歯科学会誌「“2013年における”歯根破折防止策の文献的考察」J-STAGE jstage.jst.go.jp

[4] 日本補綴歯科学会誌 3巻3号 J-STAGE jstage.jst.go.jp

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